メデューサ
amebaのブログに書いていたんだけど、気が変わったのではてなブログに手を出し始めた。とりあえずやってみる。
で、タイトルはメデューサなんだけど、これは水曜日のカンパネラというグループの新曲である。
水曜日のカンパネラはボーカルやMV出演等、表に出ることを担当する女性コムアイと、サウンドプロデュースのKenmochi Hidefumi、その他担当のDir.Fの3人組のアーティストで、最近KANA-BOONとかキュウソネコカミとかあの辺に入り込んで来始めている、そういう音楽グループです。僕CD持ってるんで興味ある人貸します。
で、メデューサという新曲。
今年のシブカル祭(渋谷で開催されるサブカルほいほいな最大級のイベント)に合わせて公開された。MVの舞台も渋谷パルコで、MVはYouTubeに公開されている。
このMVはなかなか面白いと思ったので少しそれについて書いてみようと思った。
まず始め、渋谷の入り口と思しきトンネルから始まる。
白黒のスクランブル交差点や電話ボックスに黄色く輝く明かりが目に入る、と来てコムアイが登場する。
メデューサと言えば頭に蛇みたいなのがたくさんいて、見られると石になっちゃうってやつ(たぶん)
おそらく“それ”っぽいって理由で使われているだろうシャンデリアを渋谷のゴミ捨て場から拾い出し持ち歩く。多分この時に目が合う人がいない。すれ違う人もスマホを見ながら歩いていて目が合っていない。
そもそも人通りがほぼないので、シャンデリア(メデューサの象徴)を抱え歩くコムアイ(メデューサ)に見られまいとしているんだと思う。カメラもそういえばコムアイと目が合っていない。
指揮者のように手を動かすところでは渋谷の街を操るメデューサという姿が出ている、と思った。
けどここまできておかしいことに気が付く。
そう、シャンデリア置いてっちゃうんですね。
それしたらメデューサの象徴捨てちゃってるやないかーいって。や、それでいいのかもしれんけど、それってちょいちょいちょいってなるわけで。
そしてコムアイ=メデューサという等式に疑問符を抱きつつMVは続いていく。
で、2番に入ります。
次にコムアイは深夜のパルコに侵入します。警備員から隠れてこっそり入ってるっぽいんで多分侵入。
エスカレーター駆け上がる姿とか、とにかくはしゃいでいる。カウンターバー的なところもはしゃぎながら踊り歩く、と、カメラが横にスクロールして画面が変わるとそこにはライトが。それを身体に絡みつける。
・・・あ、これメデューサの象徴・・・?
これを持って歩くコムアイの後ろに警備員が映るシーンがあるんですが、メデューサを目の前にして慌てている様子、目が合わないような位置取りをしている様子からコムアイをメデューサであるとして振る舞っていると考えられる。
でもこの、クリスマスツリーとかに飾り付けそうなライト、すぐ次に屋上行って手放しちゃうんですね。あれれって思って見ていると屋上で電源を繋ぐコムアイ。すると浮かび上がるパルコの文字。(多分これはただの演出だと思っている)
屋上には無数のライトが数々あって、それらで遊ぶコムアイが数秒映ります。
僕はここ「はっ」とである仮定が生まれました。
もしかして、
渋谷に存在する照明=メデューサの象徴
なんじゃないか。
照明→人々を照らす→人々を見る→メデューサの頭の毒蛇達の象徴
と僕の頭の中では繋がりました。
よく見直すと最初のスクランブル交差点でも交差点のど真ん中に電気スタンドが置かれています。電話ボックスの中にも。そして不気味に低い位置に置かれている信号機も。これらは渋谷を歩く人々を見るメデューサの頭の毒蛇なんです。
だからここのカットでは明かりだけが残されていて、それ以外の色は排除されているんです。
そしてそれら渋谷の光を取りまとめる存在であるコムアイがメデューサだろうと僕は考えています。冒頭のシャンデリアや屋上の無数の電飾機器を見るにコムアイが渋谷の光を整えていると考えられます。メデューサの語源はmedousa(女支配者、女王)らしいです。渋谷の女支配者であるコムアイ(=メデューサ)って考えます。
そして渋谷にある電飾機器を集めてきたような屋上です。電飾機器(メデューサの毒蛇の象徴達)、そこを我が物顔で遊び存在しているコムアイがメデューサと考えるのは悪くないと思っています。メデューサって三人姉妹の三女らしいですね。だから末っ子っぽく遊びはしゃぎまわるって思えば筋が通るのか。
ここで突然シーンは変わり終わりに向かいます。
黄色いパトランプを持ったコムアイが渋谷パルコから出てきたかと思うとパトカーに乗せられてしまう。それは不法侵入で捕まったと考えるべきですか。
でもこれも渋谷の光をメデューサの象徴と考えれば、パトランプはメデューサの首になります。メデューサはペルセウスという英雄によって退治されてしまうんですが、そのときに首を切り落とされて退治される、とあります。
あのパトランプ、冒頭から暖色系の明かりや黄色信号などが映っていた、あの黄色い色をしてパトランプがメデューサの首だとしたら、首を切り落とされてしまったメデューサという物語の終わりが示されると思います。
謎いのが最後に警官にコムアイが絡みつきにいくんですよね。
僕はあれは、メデューサがポセイドンの愛人だったから、警官をポセイドンとすればいいのかって思いましたがそれだと今まで言ってきた話とまるで違う。
ギリシャ神話によると、メデューサは元々美少女だったが、アテーナーというゼウスの娘の神殿でポセイドンとセックスしちゃったからアテーナーが怒ってメデューサを怪物に変えてしまって、髪も毒蛇に変えられてしまうみたいな話の流れらしいんで、
MVの終わりにギリシャ神話のメデューサの始まりを入れるっていうオシャレなのかなって考えも一瞬しました。でもよくわかりません。
最後よくわかりませんで締めるのもどうかと思うんですけど、これで一通りMVを追えたと思います。
語尾とか言ってる言葉の使い方とか違うのはわかっています。
まあ最大の気付きは「渋谷の光=メデューサの象徴」ということに集約されるんで、それが伝わればいいです。伝わっていなくてもいいです。
本当はこっからもう1回始めからこの記事読み直して文体とか色々の統一&太字とか大きくするとかもっと考えてやる、をするんですけどもう疲れたしこれで公開しちゃいます。
そもそも、これ、シャンデリア=メデューサの毒蛇だけ思いついて書き始めて残りは今見ながら考えて実況的に書いてったんでそこまで深くないと思います(セルフラベリング)
あ、文中のメデューサに関する情報はWikipediaで知った話です。それくらいには、ちゃんとしていない。
これで水曜日のカンパネラに興味持つ人が増えて僕が喋れる話題を持つ人が増えたらもっと喋りやすくなるんじゃないかって思いながら書いてみました。
とりあえずちょっと見てください。水曜日のカンパネラ、オススメです。
こんなに最後グダグダになって、でもそれは買ったノートの一番初めだけめっちゃ綺麗に書くみたいなことしたくなかったって言えばそれらしい言い訳になりそうだ。
このブログ 多分スタンス 決まらない
・・・よし、締まった。